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4D v19
ダイナミックフォーム

ダイナミックフォーム  


 

概要  

ダイナミックフォーム とは、フォームのうちその構造が.json ファイルか 4Dオブジェクトで定義されているものをいいます。これらは実行されるたびに再生成され、優れた柔軟性を実現します。特筆すべき利点としては、以下のようなものが挙げられます:

  • ユーザビリティ
    • 分かりやすいアップデート
    • ユーザーによる動的な変更
    • 再利用が容易
    • 高速な検索
  • ポータビリティ
    • 単純化された共有
    • ソースコントロール内に保存可能

ダイナミックフォーム内で定義されたすべてのオブジェクト(フォーム自身を含む)は、一つ以上のプロパティを持ちます。詳細についてはこのページの目次を参照して下さい。

以下は、テキスト、画像、そしてボタンを持ったシンプルなJSON ファイルです(Resources フォルダに保存されている"HW.json"):

{
    "windowTitle": "Hello World",
    "windowMinWidth": 220,
    "windowMinHeight": 80,
    "method": "HWexample",
    "pages": [
        null,
        {
            "objects": {
                "text": {
                "type": "text",
                "text": "Hello World!",
                "textAlign": "center",
                "left": 50,
                "top": 120,
                "width": 120,
                "height": 80
                },
                "image": {
                "type": "picture",
                "pictureFormat": "scaled",
                "picture": "/RESOURCES/Images/HW.png",
                "alignment":"center", 
                "left": 70,
                "top": 20, 
                "width":75, 
                "height":75        
                },
                "button": {
                "type": "button",
                "text": "OK",
                "action": "Cancel",
                "left": 60,
                "top": 160,
                "width": 100,
                "height": 20
                }
            }
        }
    ]
}

このフォームは以下の4Dコードでダイアログ内に読み込むこ音が可能です:

 Open form window("/RESOURCES/HW.json")
 DIALOG("/RESOURCES/HW.json")

その結果表示されるフォームは以下のようになります:

フォームをファイルから作成するとき、ファイルは以下のルールに従う必要があります:

  • JSON スキーマに準拠していること。4D JSON フォームスキーマは次の4D プログラムフォルダ内にあります: Resources/formsSchema.json 注意すべきなのは、.json フォームファイルの有効性を検証するのはデベロッパーの責任であるということです。詳細はJSON Validate コマンドを参照して下さい。
  • ".json"ファイル拡張子を持つファイル内にあるということ。
  • アプリケーションパッケージ内部の、ストラクチャーファイルからみて相対的な場所に保管されていること。

注: .json ファイル内のコメントは、"comments" プロパティ内に格納されている必要があります。標準のコメント用のコーディング文字(例: "//"、"/*"、"'"、など)を使用した場合、ファイルは無効になります。

全てのファイルパスは相対パスあるいは絶対パスを使用できます。パスの区切り文字は'/' を使用し、解決の際には以下の規則に従う必要があります:

  • 相対パスは '/' から開始してはいけません。相対パスはそのパス文字列のあるJSONドキュメントからみた相対パスとなります。
  • 絶対パスは '/' から開始します。セキュリティ上の理由から、絶対パスとして受け付けられるのは"/RESOURCES" で始まり、カレントデータベースのResourcesフォルダーを指定するものに限られます。例えば、"/RESOURCES/templates/myfile.json" というパスはカレントデータベースのResourcesフォルダ内にある"myfile.json" というファイルを指します。

注:

  • 名前の解決は大文字と小文字を区別します。
  • 4D はネットワーク越しに存在する.josn ファイルへのパス("http/https"で始まるものなど)は解決しません。
  • パスが正しくない、あるいは指定されたファイルがJSON スキーマに準拠していない場合には、エラーが生成されます。

ダイナミックフォームはJSON ポインターを格納することができます。JSON ポインターは、ダイナミックフォームを引数(.json ファイルパスあるいは4D オブジェクト)として受け取る4D コマンドを呼び出したときに、自動的に解決されます:

JSON ポインターについての詳細な情報については、JSON ポインターを定義するを参照してください。

定義  

この章に記載されているプロパティは、フォームの基礎と構造を定義するものです。

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
inheritedForm文字列継承するフォームを指定しますテーブルまたはプロジェクトフォーム名(文字列)、あるいはフォームを定義する.json ファイルへのPOSIXパス(文字列)、あるいはフォームを定義するオブジェクトフォーム
inheritedFormTableテーブル継承されたフォームが使用するテーブルを指定しますテーブル名あるいは番号フォーム
memorizeGeometryブールフォームウィンドウが閉じられるときにフォームのパラメーターを保存します。詳細はウィンドウの配置の記憶を参照して下さい。TRUE / FALSEフォーム
windowTitle文字列Open form windowコマンドによってウィンドウのタイトルとして使用されます。任意の名前フォーム
destination文字列フォームの種類"detailScreen", "listScreen", "detailPrinter", "listPrinter"フォーム
pagesコレクションページのコレクション(それぞれのページはオブジェクトです)ページオブジェクトフォーム
css文字列またはコレクションフォームで使用されるCSS ファイル文字列として提供されたCSS ファイルのパス。文字列のコレクションか、"path" および "media" プロパティを持つオブジェクトのコレクション。フォーム
entryOrderコレクション入力順を定義する、フォームオブジェクト名のコレクション(入力順とは、ユーザーがTab またはCtrl/Cmd+Tabを押したときにフォームオブジェクトがハイライトされていく順番)。このプロパティが定義されていない場合、デフォルトの入力順(ページ内でのオブジェクトの定義順に基づく)が使用されます。フォームオブジェクト名フォームページ

マーカーはフォーム上の仮想ルーラー上に正確な位置を指定するものです。主に出力フォームで使用され、リスト情報と、フォームのヘッダー、ブレーク、詳細エリア・フッターエリアを管理します。

 

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
markerBody整数値Form Header 1のコントロールラインとForm Break lineの間のエリア最小: 0フォーム
markerBreak整数値/整数配列画面上の表示を決定づけるレコードや線/グラフィック要素でない部分の情報を表示するエリアを指定最小: 0フォーム
markerFooter整数値Form Break 1 lineとForm Footer lineの間のエリア最小: 0フォーム
markerHeader整数値/整数配列Form Header 1 line の上のエリア整数値の最小: 0; 整数配列の最小: 0フォーム

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
memorizeValueブールカレントフォームにおいてmemorizeGeometry が有効化されているときに、カレントオブジェクトの値を保存します。TRUE / FALSE入力、タブ、チェックボックス、ラジオボタン、ポップアップ、スプリッター、リストボックス
name文字列フォームオブジェクトの名前(フォームに対しては任意)既存のオブジェクトにすでについているものでない名前フォーム、リストボックスカラム、リストボックスヘッダー、リストボックスフッター
text文字列フォームオブジェクトのタイトル任意のタイトルテキスト、グループボックス、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、リストボックスヘッダー
type文字列必須。フォームオブジェクトのとデータタイプを指定します。"text", "rectangle", "groupBox", "tab", "line", "button", "checkbox", "radio", "dropdown", "combo", "webArea", "write", "subform", "plugin", "splitter", "buttonGrid", "progress", "ruler", "spinner", "stepper", "list", "pictureButton", "picturePopup", "listbox", "input", "view" テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write Pro、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー(非同期進捗バー)、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力、View Pro
variableCalculation文字列数値の計算を実行することができます。none", "minimum", "maximum", "sum", "count", "average", "standardDeviation", "variance", "sumSquare"リストボックスフッター
displayブールFalseを指定すると非表示のアクティブなオブジェクトになりますTRUE / FALSEボタン、ドロップダウン
class文字列CSS名スペース区切りの、CSS ファイルでクラスセレクターとして使用される単語の一覧テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write Pro、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー(非同期進捗バー)、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力、View Pro

サブフォームとは、他のフォームの中に含まれるフォームのことです。

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
deletableInListブールユーザーがリストサブフォーム内のサブレコードを削除できるかどうかを指定します。TRUE / FALSE  サブフォーム
detailForm文字列既存の詳細フォーム名デーブルあるいはプロジェクトフォーム名(文字列)、あるいはフォームを定義する.json ファイルへのPOSIX パス(文字列)、あるいはフォームを定義するオブジェクトサブフォーム、リストボックス
doubleClickInEmptyAreaAction文字列サブフォーム内のからの行をダブルクリックした時に実行するアクション"addSubrecord"サブフォーム
doubleClickInRowAction文字列サブフォームのレコードをダブルクリックしたときに実行するアクション"editSubrecord", "displaySubrecord"サブフォーム、リストボックス
enterableInListブール割り当てられた詳細フォームを使用することなく、ユーザーがレコードデータを直接編集できるかどうかを指定します。TRUE / FALSE  サブフォーム
listForm文字列他のテーブルのデータを入力、閲覧、編集することができる既存のリストサブフォームデーブルあるいはプロジェクトフォーム名(文字列)、あるいはフォームを定義する.json ファイルへのPOSIX パス(文字列)、あるいはフォームを定義するオブジェクトサブフォーム
selectionMode文字列ユーザーがレコードを選択できるかどうかを指定するオプションです"multiple", "single", "none"サブフォーム、リストボックス

アクションは実行されるべきアクションの詳細を定義します。

イベントを呼び出すためには、イベント名の最初の文字を小文字にしたものを""でくくり、それをさらに大カッコでくくったものを"events"プロパティに入力します。

 

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
events文字列配列あるいは数値配列アクションをトリガーするために受け取るイベントとその順番onActivate, onAfterEdit, onAfterKeystroke, onAfterSort, onAlternateClick, onBeforeDataEntry, onBeforeKeystroke, onBeginDragOver, onBeginURLLoading, onBoundVariableChange, onClick, onCloseBox, onCloseDetail, onCollapse, onColumnMove, onColumnResize, onDataChange, onDeactivate, onDeleteAction, onDisplayDetail, onDoubleClick, onDragOver, onDrop, onEndURLLoading, onExpand, onFooterClick, onGettingFocus, onHeader, onHeaderClick, onLoad, onLoadRecord, onLongClick, onLosingFocus, onMenuSelect, onMouseEnter, onMouseLeave, onMouseMove, onMouseUp, onOpenDetail, onOpenExternalLink, onOutsideCall, onPagechange, onPluginArea, onPrintingBreak, onPrintingDetail, onPrintingFooter, onResize, onRowMove, onScroll, onSelectionChange, onTimer, onUnload, onURLFiltering, onURLLoadingError, onURLResourceLoading, onValidate, onVPReady, onWindowOpeningDeniedタブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、リストボックスカラム

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
action文字列実行される一般的な動作有効な標準アクション名。詳細は標準アクションを参照して下さい。ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ピクチャーボタン、ドロップダウン、ピクチャーポップアップ、ブタングリッド、タブ、リストボックス
continuousExecutionブールユーザーがトラッキング中にオブジェクトメソッドを実行するかどうかを指定しますTRUE / FALSE進捗、ルーラー、ステッパー
dragging文字列ドラッグ機能を有効化します"none", "custom", "automatic" (ただしリストとリストボックスは除く)プラグイン、入力、リスト、Write、リストボックス
dropping文字列ドロップ機能を有効化します"none", "custom", "automatic" (ただしリストとリストボックスは除く)プラグイン、入力、リスト、Write、リストボックス
method文字列プロジェクトメソッド名既存のプロジェクトメソッド名タブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、フォーム、リストボックス、View、リストボックスカラム
movableRowsブール実行中の行の移動を許可しますTRUE / FALSEリストボックス
sortableブールヘッダーをクリックすることでカラムのデータの並べ替えを許可しますTRUE / FALSEリストボックス

配置  

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
borderRadius整数値角の丸い四角形の角の半径最小:0四角形
bottom整数値オブジェクトを下(中央)に位置させる最小: 0テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッタ、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力
height整数値オブジェクトの垂直方向のサイズを指定します最小: 0テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッタ、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力
left整数値オブジェクトの左側の位置最小: 0テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッタ、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力
maxWidth整数値リストボックスカラムに対して許可されている最大のサイズ最小: 0リストボックスカラム
minWidth整数値リストボックスカラムに対して許可されている最小のサイズ最小: 0リストボックスカラム
right整数値オブジェクトの右側の位置最小: 0テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッタ、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力
rowHeight文字列リストボックスの行の高さを設定します。css値、単位は"em"あるいは"px"(デフォルト)リストボックス
rowHeightAutoブールリストボッックスの行の高さの自動サイズ設定を有効化あるいは無効化します。TRUE / FALSEリストボックス
rowHeightAutoMax文字列リストボックスの行の高さの最大値を設定します。css値、単位は"em"あるいは"px"(デフォルト) 最小: 0リストボックス
rowHeightAutoMin文字列リストボックスの行の高さの最小値を設定します。css値、単位は"em"あるいは"px"(デフォルト) 最小: 0リストボックス
rowHeightSource場合によるリストボックス内の行の異なる高さを定義する配列4D配列変数の名前リストボックス
startPoint文字列線の開始点を指定します。"topLeft", "bottomLeft"
top整数値オブジェクトを上(中央)に位置させる最小: 0テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッタ、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力
width整数値オブジェクトの水平方向のサイズを指定します最小: 0フォーム、テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッタ、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
bottomMargin整数値垂直方向の余白の値(ピクセル単位)最小: 0フォーム
formSizeAnchor文字列そのオブジェクトの位置がフォームのサイズを決定するオブジェクトの名前(最小: 1)4D オブジェクトの名前フォーム
rightMargin整数値水平方向の余白の値(ピクセル単位)最小: 0フォーム
windowMaxHeight整数値最大の高さを指定します。最小: 0フォーム
windowMaxWidth整数値最大の幅を指定します。最小: 0 フォーム
windowMinHeight整数値最小の高さを指定します。最小: 0 フォーム
windowMinWidth整数値最小の幅を指定します。最小: 0 フォーム
windowSizingX文字列ユーザーがフォームを垂直方向にリサイズできるかどうかを指定します"fixed", "variable"フォーム
windowSizingY文字列ユーザーがフォームを水平方向にリサイズできるかどうかを指定します"fixed", "variable"フォーム

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
resizableブールユーザーがオブジェクトのサイズを変更可能かどうかを指定します。TRUE / FALSEリストボックスカラム
sizingX文字列ユーザーがフォームをリサイズしたときにオブジェクトが垂直方向に移動するかリサイズされるかを指定します"move","grow","fixed"フォーム、テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力
sizingY文字列ユーザーがフォームをリサイズしたときにオブジェクトが水平方向に移動するかリサイズされるかを指定します"move","grow","fixed"フォーム、テキスト、四角形、グループボックス、タブ、線、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、コンボボックス、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス、入力
splitterMode文字列スプリッターオブジェクトがこのプロパティを持つ時、他のオブジェクトはスプリッターと一緒に右(水平スプリッター)あるいは下(垂直スプリッター)へと押されていきます"resize", "move"スプリッター 

 

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
automaticInsertionブールユーザーがオブジェクトに割り当てられた選択肢にない値を入力した時にはその値をメモリーに保存されたリストに自動的に追加します。TRUE / FALSEコンボボックス、リストボックスカラム
choiceListリスト選択リストをリストボックスのカラムに割り当てます場合による入力、ドロップダウン、コンボボックス、リストボックスカラム
dataSource文字列、あるいは改装リストボックスカラムに対しては文字列配列4D 変数、フィールド名、あるいは任意の複合言語式場合によるタブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックスカラム、リストボックスヘッダー、リストボックスフッター、リストボックス、View
dataSourceTypeHint文字列dataSource が指定されていない時に自動的に割り当てられた変数を型指定するためのヒント、あるいは適切な表示フォーマットプロパティを選択するのに使用されます。(textFormat, numberFormat, timeFormat, dateFormat, pictureFormat, booleanFormat)"integer", "number", "boolean", "picture", "text", date", "time", "arrayText", "object", "undefined"タブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、リストボックス、リストボックスカラム、リストボックスフッター
labelsリストデフォルト値あるいは選択リストとリストボックスカラムを関連付けます場合によるタブ
listリスト階層リストフォームオブジェクトに割り当てられたリスト場合によるリスト
listboxType文字列リストボックスの挙動(型)を指定します"array", "currentSelection", "namedSelection", "collection"(*)リストボックス
selectionName文字列リストボックスの中身は指定されたセレクションに基づきますセレクションの名前リストボックス
saveAs文字列ある項目がリストの中で選択された時に、その項目の値を取得するか参照を取得するかを指定します"value"; "reference"ドロップダウン、リストボックスカラム
table文字列/整数値サブフォームあるいはリストボックスのデータソースを指定するのに使用します既存のテーブル名("[]"はつけない)、あるいはテーブルID(整数値、最小:0)サブフォーム、リストボックス

(*) "collection" はコレクションあるいはエンティティセレクションに基づいたリストボックスを指定します。

表示  

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
booleanFormat文字列二つの値しか取れないことを指定します"TRUE"; "FALSE"入力、リストボックスカラム
controlType文字列値がリストボックスのセル内でどのように表示されるかを指定します"input", "checkbox" (ブール/数値型カラムのみ), "automatic", "popup" (ブール型カラムのみ)リストボックスカラム
dateFormat文字列日付が表示時、あるいは印刷時にどのように表示されるかを管理します。4D にビルトインされているフォーマットからのみ選択されなければなりません"systemShort", "systemMedium", "systemLong", "iso8601", "rfc822", "short", "shortCentury", "abbreviated", "long", "blankIfNull"(他の値と組み合わせ可) 入力、リストボックスカラム、ドロップダウン、コンボボックス、リストボックスフッター
numberFormat文字列数値が表示時、あるいは印刷時にどのように表示されるかを管理します。数値(必要であれば浮動小数点とマイナス記号を含みます)入力、ドロップダウン、コンボボックス、ルーラー、進捗、リストボックスカラム、リストボックスフッター
pictureFormat文字列ピクチャーが表示時、あるいは印刷時にどのように表示されるかを管理します。"truncatedTopLeft", "scaled", "truncatedCenter", "tiled" (ピクチャーのみ), "proportionalTopLeft" (ピクチャー以外), "proportionalCenter"(ピクチャー以外)ピクチャー、入力、リストボックス、リストボックスフッター
textFormat文字列英数字のフィールドと変数が表示時、あるいは印刷時にどのように表示されるかを管理します。"### ####", "(###) ### ####", "### ### ####", "### ## ####", "00000", カスタムフォーマット入力、コンボボックス、ドロップダウン、リストボックスカラム、リストボックスフッター
timeFormat文字列時間が表示時、あるいは印刷時にどのように表示されるかを管理します。4D にビルトインされているフォーマットからのみ選択されなければなりません"systemShort", "systemMedium", "systemLong", "iso8601", "hh_mm_ss", "hh_mm", "hh_mm_am", "mm_ss", "HH_MM_SS", "HH_MM", "MM_SS", "blankIfNull" (他の値と組み合わせ可) 入力、ドロップダウン、リストボックスカラム、リストボックスフッター
truncateMode文字列リストボックスカラムが中身を全て表示するのには狭すぎる際に、値をどのように表示するかを管理します。"withEllipsis"; "none"リストボックスカラム、リストボックスフッター
visibility文字列アプリケーション環境においてオブジェクトを非表示にします"visible", "hidden", "selectedRows", "unselectedRows"コンボボックス、リストボックスカラム
入力  

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
contextMenu文字列選択されたエリア内でユーザーが標準のコンテキストメニューを使用できるようにします"automatic", "none"入力、Webエリア、Write、リストボックスカラム、
enterableブール入力を管理しますTRUE / FALSE入力、リストボックスカラム、リスト、ステッパー、ルーラー、進捗、Write
entryFilter文字列オブジェクトあるいはカラムのセルに入力フィルターを割り当てます。このプロパティはEnterableプロパティが有効化されていない時にはアクセスできません場合による入力、コンボボックス、リスト、リストボックスカラム
focusableブールオブジェクトにフォーカスが入る(キーボードで有効化できるかどうか)を管理しますTRUE / FALSE入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボックス、ドロップダウン、Write、サブフォーム、プラグイン、ルーラー、リスト、リストボックス
keyboardDialect文字列言語識別子RFC3066 Bisを使用して入力可能なオブジェクトに特定のキーボードレイアウトを割り当てます場合による入力、Write
multiline文字列テキストが表示するには長すぎる時にそれを折り返すかどうか(折り返すなら改行するかどうか)を指定します"automatic", "yes", "no"入力
placeholder文字列dataSourceの値が空の時に(グレーアウトで)表示されるテキスト任意のテキスト入力、コンボ
shortcutAccelブール使用するシステム(WinあるいはMac)を指定しますTRUE / FALSEチェックボックス、ラジオボックス、ピクチャーボタン
shortcutAltブールAlt キーを指定しますTRUE / FALSEチェックボックス、ラジオボックス、ピクチャーボタン
shortcutCommandブールCommand キーを指定します(Mac)TRUE / FALSEチェックボックス、ラジオボックス、ピクチャーボタン
shortcutControlブールControl キーを指定します(Win)TRUE / FALSEチェックボックス、ラジオボックス、ピクチャーボタン
shortcutKey文字列特別な意味を持つキーの文字あるいは名前"[F1]" -> "[F15]", "[Return]", "[Enter]", "[Backspace]", "[Tab]", "[Esc]", "[Del]", "[Home]", "[End]", "[Help]", "[Page up]", "[Page down]", "[left arrow]", "[right arrow]", "[up arrow]", "[down arrow]"チェックボックス、ラジオボックス、ピクチャーボタン
shortcutShiftブールShift キーを指定しますTRUE / FALSEチェックボックス、ラジオボックス、ピクチャーボタン
showSelectionブールオブジェクトがフォーカスを失った後もセレクションが見えるようにしますTRUE / FALSE入力、Write
singleClickEditブール直接編集モードに入れるようにしますTRUE / FALSEリストボックス
spellcheckブールスペルが自動的に修正されるかどうかを指定しますTRUE / FALSE入力、Write

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
excludedListリストカラム内に入力することができない値のリストを設定することができます。除外されている値が入力されると、値は受け付けられず、エラーメッセージが表示されます。場合による入力、コンボボックス、リストボックスカラム
max文字列 / 数値最大値。数値のステッパーの場合、これらのプロパティは、オブジェクトが時間型の値に割り当てられた場合には秒を表し、日付型の値に割り当てられた場合には無視されます。場合による入力、進捗、ルーラー、ステッパー
min文字列 / 数値最小値。数値のステッパーの場合、これらのプロパティは、オブジェクトが時間型の値に割り当てられた場合には秒を表し、日付型の値に割り当てられた場合には無視されます。場合による入力、進捗、ルーラー、ステッパー
requiredListリストこれらの値のみが挿入可能なリストを設定することができます。指定リストが定義されている場合、キーボード入力は不可能になります。場合による入力、リストボックスカラム

外見  

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト

defaultButton

ブール標準ボタンに似ていますが、ユーザーに推奨される選択肢を示すために見た目が若干変更されています。TRUE / FALSEbutton
dpi文字列4D Write Proエリアのコンテンツに対しての画面解像度を設定します。0、72、96Write
hideFocusRingブール実行中、フィールドなどの入力可能オブジェクトはフォーカスが入っていると選択されていることを示す四角形で外枠が強調されます。このオプションを使用することでその四角形を非表示にすることができます。TRUE / FALSEinput, Write Pro, subform, list, list box
hideSystemHighlightブールこのプロパティはセレクション型のリストボックスに対してのみ追加されます。これを使用するとリストボックス内での選択されたレコードのハイライトを非表示にすることを指定することができます。TRUE / FALSElist box
labelsPlacement文字列オブジェクトに表示されるテキストの位置を指定します"none", "top", "bottom", "left", "right"tab, progress indicators, ruler
layoutMode文字列4D Write Proドキュメントをフォームエリア内に表示する時のモードを指定します"embedded, "draft", "page"Write Pro
scrollbarHorizontal文字列ユーザーがエリアを左右に移動することができるようにするツールです"visible", "hidden", "automatic"input, Write Pro, subform, list, listbox
scrollbarVertical文字列ユーザーがエリアを上下に移動することができるようにするツールです"visible", "hidden", "automatic"input, Write Pro, subform, list, listbox
showBackgroundブール(デフォルトで表示されている)背景画像と背景カラーを表示/非表示にしますTRUE / FALSEWrite Pro
showHeadersブールドキュメントあるいはリストボックスカラムのヘッダーを表示/非表示にしますTRUE / FALSEWrite Pro, list box
showHiddenCharsブール非表示文字を表示/非表示にします(デフォルトは非表示)TRUE / FALSEWrite Pro
showHorizontalRulerブール水平ルーラーを表示/非表示にします(デフォルトは表示)TRUE / FALSEWrite Pro
showVerticalRulerブール垂直ルーラーを表示/非表示にします(デフォルトは表示)TRUE / FALSEWrite Pro
showHTMLWysiwygブールHRML WYSIWYG ビューを有効化/無効化します。有効化した場合、全てのブラウザにおいて互換性があるわけであない4D Write Pro 独自の属性は削除されます(デフォルトは無効化)TRUE / FALSEWrite Pro
showFootersブールドキュメントあるいはリストボックスカラムのフッターを表示/非表示にしますTRUE / FALSEWrite Pro, list box
showPageFramesブールページビューモードが"Page"のときにページのフレームを表示/非表示にします。デフォルトは非表示ですTRUE / FALSEWrite Pro
showReferencesブールドキュメント内に挿入された4D式を全て参照として表示しますTRUE / FALSEWrite Pro
userInterface文字列4D View Pro ユーザーインターフェースを表示/非表示にします"ribbon", "toolbar", "none" (デフォルト値)View Pro
withFormulaBarブール4D View Pro フォーミュラバーを表示/非表示にします。ツールバーインターフェースに対してのみ使用できますTRUE / FALSE (デフォルト値)View Pro
zoom文字列4D Write Pro エリアのコンテンツを表示するズーム倍率を指定します。デフォルトは100%です25, 50, 75, 100, 125, 150, 175, 200, 300, 400Write Pro

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
alternateFillカラーリストボックス内の奇数番号の行/カラムに対して異なる背景色を設定することができます任意のcss 値; "transparent"; "automatic"リストボックス、リストボックスカラム
borderStyle文字列オブジェクトの境界線に対して標準のスタイルを設定することができます"system", "none", "solid", "dotted", "raised", "sunken", "double"テキスト、入力、Webエリア、Write、サブフォーム、プラグイン、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ボタン、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックス
fillカラーオブジェクトの背景色を設定します任意のcss 値; "transparent"; "automatic"テキスト、四角形、楕円、入力、リスト、リストボックス
hideExtraBlankRowsブール追加の空白行を非表示にしますTRUE / FALSEリストボックス
rowFillSource変数リストボックスの各業にカスタムの背景色を適用するための配列あるいは式の名前RGB カラー値リストボックス、リストボックスカラム
strokeDashArray数値配列あるいは文字列オブジェクトの各行の値を定義します。例: "6 1" あるいは [6,1]場合による線、四角形、楕円
strokeWidth整数線の太さを指定します整数値。0を指定すると印刷されたフォーム上での最小の幅線、四角形、楕円
印刷  

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
printFrame文字列レコードの中身に応じてサイズが変わることがあるオブジェクトに対しての印刷モードを管理します "fixed", "fixedMultiple", "variable"サブフォーム、入力、Write

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
allowFontColorPickerブールカレントのセッションのいて、オブジェクトのフォントあるいはカラーの変更をユーザーに許可しますTRUE / FALSE入力, list box
customBackgroundPictureピクチャーボタンの背景に描画されるピクチャーを設定しますサンドボックスされた絶対パスあるいは相対パス。styleプロパティの"custom" オプションと併用される必要があります。ボタン、チェックボックス、ラジオボタン
customBorderX整数オブジェクトの内部の水平方向のマージンのサイズを設定します(ピクセル単位)。styleプロパティの"custom" オプションと併用される必要があります。場合によるボタン、チェックボックス、ラジオボタン
customBorderY整数オブジェクトの内部の垂直方向のマージンのサイズを設定します(ピクセル単位)。styleプロパティの"custom" オプションと併用される必要があります。場合によるボタン、チェックボックス、ラジオボタン
customOffset整数カスタムのオフセットの値をピクセル単位で設定します。styleプロパティの"custom" オプションと併用される必要があります。場合によるボタン、チェックボックス、ラジオボタン
fontFamily文字列オブジェクトないで使用されるフォント名場合によるテキスト、グループボックス、タブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、進捗、ルーラー、リスト、リストボックス
fontSize 整数フォントサイズ(ポイント単位)最小: 0テキスト、グループボックス、タブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、進捗、ルーラー、リスト、リストボックス
fontStyle文字列選択されたテキストをやや右側に倒れるように設定します。"normal", "italic"テキスト、グループボックス、タブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、進捗、ルーラー、リスト、リストボックス
fontTheme文字列オブジェクトのテキストのスタイルを指定します"normal", "main", "additional"テキスト、入力
fontWeight文字列選択されたテキストをやや暗く、重く表示するように設定します"normal", "bold"テキスト、グループボックス、タブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、進捗、ルーラー、リスト、リストボックス
rowStrokeSource文字列行のカラーを管理する配列または式の名前場合によるリストボックス、リストボックスカラム
rowStyleSource文字列スタイルを管理する配列または式の名前場合によるリストボックス、リストボックスカラム
storeDefaultStyleブールスタイルタグをテキストと保存します。multistyleプロパティと併用される必要があります。TRUE / FALSE入力
strokeカラーオブジェクトで使用されるフォントカラー任意のcss値, "transparent", "automatic"入力、四角形、楕円、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、リスト、リストボックスカラム、リストボックスヘッダー、リストボックスフッター
styledTextブールアプリケーション環境において動的なテキストエリア(フィールドまたは変数)にカスタムのスタイルを適用しますTRUE / FALSE入力
textAlign文字列テキストが格納されるエリア内におけるテキストの水平方向の位置"automatic", "right", "center", "justify", "left"テキスト、グループボックス、入力、リストボックス
textAngle文字列テキストエリアの方向(角度)を変更します0, 90, 180, 270 テキスト、入力
textDecoration文字列選択されたテキストの下部に線を引くように設定します"normal", "underline"テキスト、グループボックス、タブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、進捗、ルーラー、リスト、リストボックス
verticalAlign文字列テキストが格納されるエリア内における垂直方向の位置"automatic", "top", "middle", "bottom"リスト、リストボックスカラム、リストボックスヘッダー、リストボックスフッター
wordwrap文字列コンテンツがオブジェクトの幅を超えた際の表示を管理します"automatic" (リストボックスを除く), "normal", "none"入力、リストボックスカラム、リストボックスフッター

以下にまとめてあるプロパティは特定のオブジェクト特有のものです。

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
frameDelay整数ピクチャーボタンのコンテンツを切り替えていくサイクルのスピードを指定します(tick単位)最小: 0ピクチャーボタン
loopBackToFirstFrameブールピクチャーは繰り返しのループで表示されますTRUE / FALSEピクチャーボタン
switchBackWhenReleasedブールユーザーがボタンをクリックした時を除き、最初のピクチャーを表示します。ボタンがリリースされるまでは2つめのピクチャーが表示されますTRUE / FALSEピクチャーボタン
switchContinuouslyブールユーザーがマウスボタンを押している間、ピクチャーが継続的に(つまりアニメーションのように)表示されるようにします。TRUE / FALSEピクチャーボタン
switchWhenRolloverブールマウスカーソルがピクチャーボタン上をホバリングした時にコンテンツを変更します。カーソルがボタンのエリアから離れると最初のピクチャーが表示されます。TRUE / FALSEピクチャーボタン
useLastFrameAsDisabledブールボタンが無効化されているときに最後のサムネイルが表示されるようにします。TRUE / FALSEピクチャーボタン

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
columnCount整数サムネイルのテーブル内に表示されるカラム数を設定します最小: 1ボタングリッド、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ
popupPlacement文字列ポップアップメニューが割り当てられていることを示す三角形の記号をボタン内に表示させます。"none", "linked", "separated"ボタン
radioGroup文字列ラジオボタンを連動したセットとして使用するようにします。セット内においては一度に一つまでしかボタンを選択できません。ラジオボタンのグループ名ラジオボタン
rowCount整数サムネイルのテーブル内に表示される行の数を設定します最小: 1ボタングリッド、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ
style文字列ボタンの一般的な見た目を設定します。詳細な情報についてはボタンスタイル を参照してください。"regular", "toolbar", "bevel", "roundedBevel", "gradientBevel", "texturedBevel", "office", "help", "circular", "disclosure", "roundedDisclosure", "custom","flat"ボタン、チェックボックス、ラジオボタン
textPlacement文字列オブジェクトに割り当てられたタイトルの、そのオブジェクトに対しての相対的な位置を変更します。オブジェクトにタイトルしかない(割り当てられたピクチャーがない)、あるいはピクチャーしかない(割り当てられたタイトルがない)場合には、何の効力も持ちません。"left", "right", "top", "bottom", "center"ボタン、チェックボックス、ラジオボタン
threeStateブールチェックボックスがスリーステートを利用できるようにしますTRUE / FALSEチェックボックス

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
graduationStep整数スケールの表示単位。任意進捗インジケーター、ルーラー
step整数使用中に受け付ける最小のインターバル。数値ステッパーに対しては、このプロパティは、オブジェクトが時間型の値に割り当てられている場合には秒数を、日付型の値に割り当てられている場合には日数を表します。場合による進捗インジケーター、ルーラー、ステッパー
showGraduationsブールラベルの隣の目盛りを表示/非表示にしますTRUE / FALSE進捗インジケーター、ルーラー

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
tooltip文字列ユーザーに対して、フィールドについての追加の情報を提供します。任意のテキストタブ、入力、ボタン、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウン、コンボボックス、スプリッター、ボタングリッド、進捗、ルーラー、スピナー、ステッパー、リスト、ピクチャーボタン、ピクチャーポップアップ、リストボックスヘッダー、リストボックスフッター

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
columnsカラム配列リストボックスカラム用の属性を格納します。場合によるリストボックス
highlightSet文字列リストボックス内でハイライトされたレコードを管理するのに使用するセットを指定します(データソースに配列型が選択されている時、リストボックスと同じ名前のブール配列が使用されます)。場合によるリストボックス
lockedColumnCount整数ユーザーがカラムを水平方向にスクロールした際にも、リストボックスの左側に常に表示されるカラムの数最小: 0リストボックス
staticColumnCount整数実行中移動することができないカラムの数最小: 0リストボックス

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
horizontalLineStrokeカラー水平方向の線に使用されるカラーを定義(デフォルトはグレー)任意のcss値、"'transparent", "automatic"リストボックス
verticalLineStrokeカラー垂直方向の線に使用されるカラーを定義(デフォルトはグレー)任意のcss値、"'transparent", "automatic"リストボックス

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
footerオブジェクトリストボックス本体とは別に、リストボックスの底に表示されるオブジェクトを定義します。場合によるリストボックスカラム
footerHeight文字列リストボックスヘッダーあるいはフッターに対してその行の高さを設定するのに使用します。高さの値に対して、単位(行またはピクセル)を設定することができます。パターン: ^(\\d+)(px|em)?$ (正の小数 + px/em )リストボックス
headerオブジェクトリストボックス本体とは別に、リストボックスの上部に表示されるオブジェクトを定義します。場合によるリストボックスカラム
headerHeight文字列リストボックスヘッダーあるいはフッターに対してその行の高さを設定するのに使用します。高さの値に対して、単位(行またはピクセル)を設定することができます。パターン: ^(\\d+)(px|em)?$ (正の小数 + px/em )リストボックス
showFootersブール / オブジェクトカラムのフッターを表示あるいは非表示にするのに使用します。このプロパティはリストボックスに対してはブールで、リストボックスカラムに対してはオブジェクトとなります。TRUE / FALSEWrite、リストボックス
showHeadersブールカラムのヘッダーを表示あるいは非表示にするのに使用します。このプロパティはリストボックスに対してはブールで、リストボックスカラムに対してはオブジェクトとなります。TRUE / FALSEWrite、リストボックス

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
iconピクチャーピクチャーの名前、番号、あるいはパス名サンドボックスされた絶対パスあるいは相対パスリストボックスヘッダー、ボタン、チェックボックス
iconFrames整数ピクチャー内で表示される状態の正確な数を設定します最小: 1ボタン、チェックボックス、ラジオボタン
iconPlacement文字列フォームオブジェクトに対するアイコンの位置を指定します"none", "left", "right"リストボックスヘッダー

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
pluginAreaKind文字列プラグインのタイプの詳細場合によるプラグイン
customProperties文字列/オブジェクトプラグイン特有のプロパティ。オブジェクトの場合にはJSON 文字列として、あるいはbase64 エンコードの場合にはバイナリーバッファーとして、プラグインに渡されます場合によるプラグイン

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
methodsAccessibility文字列4Dプロジェクトメソッドへの呼び出しを管理する特別なJavaScriptオブジェクト($4d)をインスタンス化します。webEngineプロパティと使用される必要があります。"all", "none"Webエリア
progressSource文字列Webエリアないのページ読み込みの完了パーセントを示す、0から100までの値。4Dによって自動的に更新され、手動で変更することはできません。任意Webエリア
urlSource文字列割り当てられたWebエリアで読み込まれた、あるいは読み込まれているURLを指定します。場合によるWebエリア
webEngine文字列アプリケーションのスペックに応じて使い分けられる、Webエリアのレンダリングを二つから選択するのに使用します"embedded", "system"Webエリア

これらのプロパティはフォームのページ設定情報を保存します。

プロパティ詳細取りうる値サポートされるオブジェクト
paperName文字列印刷用紙の定義の名前"A4"、"US Letter" etc...フォーム
paperWidth文字列paperName で指定された名前の用紙が見つからない場合に使用されます。単位を後ろにつける必要があります: pt、in、mm、cm例: "210mm"フォーム
paperHeight文字列paperName で指定された名前の用紙が見つからない場合に使用されます。単位を後ろにつける必要があります: pt、in、mm、cm例: "297mm"フォーム
orientation文字列用紙の向き"landscape"(デフォルトは"portrait")フォーム
scale数値ページのスケールの拡大率(100はスケールなしを意味します)最小値: 0フォーム



参照 

概要

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: フォームの作成

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v16 R6

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v19)