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    4D v20.6
 
SMTP New transporter 
                                
                                
        
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| SMTP New transporter ( server ) -> 戻り値 | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| server | オブジェクト | 
             
         | 
        Mail server information | |||||
| 戻り値 | オブジェクト | 
             
         | 
        SMTP transporter object | |||||
SMTP New transporter コマンドは、server 引数で設定された値を元に新規SMTP 接続を設定し、新しいtransporter オブジェクトを返します。返されたtransporter オブジェクトは一般的にメールの送信などに使用されます。
server 引数には、以下のプロパティを持つオブジェクトを渡します:
| プロパティ | 型 | 詳細 | |||||||||||||||
| host | テキスト | SMTP 通信に使用するホストサーバーの名前あるいはIP アドレス。 | |||||||||||||||
| port | 数値 | (任意) SMTP 通信に使用するポート番号。デフォルト値=587 | |||||||||||||||
| keepAlive | ブール | (任意) True であれば、transporter オブジェクトが消去されるまで接続をつないだままに保ちます。デフォルト値=True | |||||||||||||||
| connectionTimeOut | 数値 | (任意) サーバーとの接続が確立されるまで待つ時間の最大値(秒単位)。デフォルト値=30 | |||||||||||||||
| sendTimeOut | 数値 | (任意) タイムアウトの前にsendMail の呼び出しを待つ時間の最大値(秒単位)。デフォルト値=100 | |||||||||||||||
| authenticationMode | テキスト | SMTP サーバー上でのセッションを開くのに使用する認証モード(*)。取りうる値: 
  | |||||||||||||||
| accessTokenOAuth2 | テキスト | OAuth 2 認証資格情報を表すテキスト文字列。authenticationModeがOAUTH2 の場合のみ使用されます。accessTokenOAuth2 が使用されているがauthenticationMode が省略されていた場合、OAuth2 プロトコルが使用されます(サーバーで許可されていれば)。 注: アクセストークンには残存時間が決められており、一般的には1時間で失効します。アクセストークンが失効すると、自動再接続は不可能です(例: サーバーから接続解除したなど)。  | |||||||||||||||
| user | テキスト | サーバー上で認証をするユーザー名 | |||||||||||||||
| password | テキスト | サーバー上で認証をするユーザーパスワード | |||||||||||||||
| acceptUnsecureConnection | ブール | True であれば、暗号化された接続が不可能だった場合に暗号化されてない接続を4D に許可させます(**)。False であれば、暗号化された接続が不可能だった時点でエラーが返されます。デフォルト値=False | |||||||||||||||
| logFile | テキスト | (任意) 拡張されたログファイル用のファイルパス(***)。(カレントのLogs フォルダに対する)相対パス、絶対パスのどちらも指定可能です。 | |||||||||||||||
| headerCharset | テキスト | (任意) eメールに使用される文字セットとエンコーディングです。使用箇所は次の通りです: 主題、添付ファイル名、eメール名属性。取りうる値: 
  | |||||||||||||||
| bodyCharset | テキスト | (任意) eメールのhtmlとテキスト本文のコンテンツに使用される文字セットとエンコーディングです。取りうる値: headerCharset と同じ(上記参照) | 
(*) もしauthenticationMode がnull あるいはundefinedだった場合、サーバーによってサポートされる最も安全な認証モードが使用されます。
(**) 利用可能な安全なSMTP ポートは以下の通りです:
(***) (コマンドで有効化される)通常のログファイルとは異なり、拡張されたログファイルには送信された全てのメールのMIME コンテンツが保存され、ファイルサイズの上限はありません。詳細な情報については、4DSMTPLog.txt の章を参照してください。
返されたオブジェクト
返されたtransporter オブジェクトには、以下の読み込みのみのプロパティとメソッドが格納されます:
| プロパティ | 型 | 詳細 | 
| transporter.host | テキスト | SMTP 通信に使用されているホストサーバーの名前あるいはIP アドレス。 | 
| transporter.port | 数値 | SMTP 通信に使用されているポート番号。 | 
| transporter.keepAlive | ブール | True であれば、transporter オブジェクトが消去されるまで接続をつないだままに保ちます。 | 
| transporter.connectionTimeOut | 数値 | サーバーとの接続が確立されるまで待つ時間の最大値(秒単位)。 | 
| transporter.sendTimeOut | 数値 | タイムアウトの前にsendMail の呼び出しを待つ時間の最大値(秒単位)。 | 
| transporter.acceptUnsecureConnection | ブール | 暗号化された接続を確立するのが不可能だった場合に4D に暗号化されてない接続を確立することが許可されていればTrue。許可されていない場合にはFalse となり、その場合、暗号化された接続が不可能だった場合にはエラーが返されます。 | 
| transporter.authenticationMode | テキスト | SMTP サーバー上でセッションを開くために実際に使用されている認証モード。 | 
| transporter.user | テキスト | サーバー上で認証をするユーザー名 | 
| transporter.logFile | テキスト | ログファイル(あれば)のフルパス | 
| transporter.headerCharset | テキスト | メールのヘッダーと名前部分に使用される文字セットとエンコーディング | 
| transporter.bodyCharset | テキスト | メールの本文に使用される文字セットとエンコーディング | 
| メソッド | 詳細 | 
| transporter.send( ) | メッセージを送信する。 | 
| SMTP_transporter.checkConnection( ) | 認証をチェックする。 | 
このコマンドは、SMTP サーバーとの接続を開くわけではないことに注意してください。SMTP 接続は、実際にはtransporter.send( ) メソッドが実行された時に開かれます。
SMTP 接続は、以下の場合に自動的に閉じられます:
	プロダクト: 4D
	テーマ: メール
	番号: 
        1608
        
        
        
	
	初出: 4D v17 R4
	変更: 4D v17 R5
	変更: 4D v18
	
	
	
	
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20)
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20.1)
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20.2)
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20.3)
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20.4)
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20.5)
	ランゲージリファレンス ( 4D v20.6)
	
	
	
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